Fake it! 2019年5月16日
こんばんは。
新緑が眩しい季節ですね。
今月来月はイベントが目白押し。
家族旅行、納車、来月早々に娘の披露宴と、我が家でこんなにイベントが重なるのは初めてです。
娘の結婚以外の2つは私の行いで実現したことです。
そうです、断酒のおかげです。
過去に記事を書いていますが、当時、マイカーを手放した理由、無職で酒浸りだったこと、毎日の酒代で造った借金。
断酒を始めて、体調が改善、こうしてトレーニングに汗をかき、作ってしまった借金もボチボチではありますが返済しながら、飲んだつもりの貯金で家族に罪滅ぼしの旅行、10年ぶりのマイカーもゲット(妻の車ですが)とこれまでと真逆の生活に変わりました。
仕事においても、酒をやめてからはかなり調子も上向きで、今年昇進し、部下も一気に増えました。
こんな年齢になってしまいましたが、この会社での管理職として駆け出しの一歩です。
これまでは、酒を交えての社員、同僚との交流で、酸いも甘いもパーッと飲んで酔って明日からまた頑張ろうってな感じでした。
どこにでもいるサラリーマンの毎日の行動です。
それはそれで楽しいし、サラリーマンしていくために必要な行動だと思っていました。
ですが、身体も財布も悲鳴をあげています。
なんとかしないと、そう思い始め節酒を試みた。
週に3日ほど飲まない生活をやってみましたがかえって飲めないことが辛い、飲むと決めている日に飲む量が倍以上、結局、一緒。
で、ようやく真剣に断酒を考えるようになりました。
最初、断酒したと周りに行っても承知してくれませんでした。
アル中だから飲めないと言っても笑い飛ばされ、飲んだら治るなどと言われてしつこく誘われ、それでも断ると付き合いが悪いと文句を言われました。
なんかいい断りはないかと色々調べてみたところ、アルコールアレルギーというキーワードに出逢いました。
アレルギーはフェイクですが、たまたま、去年の6月1日に飲み会の誘いに断れずに仕方なしに飲んだ時、少量のビールで顔が真っ赤になって、激しい動悸に見舞われて倒れそうになりました。(実は単なる体調不良でした)
それ以来、私が勝手にアルコールアレルギーでドクターストップがかかったということにして触れ回ったところ誰からも誘われなくなりました。
そして、断酒を始めたときから、飲み会にもほぼ欠席、アルコールアレルギーと皆に告知し、内容を説明し飲みたくても飲めない自分を作り上げました。
あくまでもこれは、フェイクです。
アルコール依存症だから酒やめたでは、同僚の酒好きには全く理解されず、また、自分も1杯だけならとか今日だけならとか言い訳して明日から頑張ろうとなってしまいます。
結局、連続飲酒の悪循環。
最初は、皆と飲めないのは寂しいなと思っていましたが、素面の自由な毎日と、お金で悩まないで良くなったこと、大好きなトレーニング、マラソンの記録に向かって再出発できたことでお酒上の付き合いはどうでもよくなりました。
あと2週間ほどで断酒1周年を迎えます。
始めたころはまさかここまでやれると思わなかったです。
たまたま、うまく断酒の流れに乗れた、そんな感じです。
私なりの断酒のコツ、うまく自分を騙すこと。
周りを騙しているようで実は自分を騙していた。
今、自分はアルコールアレルギーで飲むと大変なことになると真剣に思い込んでいます。